業界情報のデタラメ

仕事

よく、“週刊誌や報道は信じられない”という話を聞きますが、先日それを身をもって体験いたしましたので記事にしてみます。

先日ネットを見ていたら、自分が携わっている業界の新しい技術のことが取り上げられていました。狭い業界なので詳細を書くと身元ばれしそうなので割愛させていただきますが、新しい研究・開発・生産技術だと思ってください。

そのネット記事によれば、その新しい技術が最近業界内のトレンドとなっており、コスト・品質面で明るい未来が待っていると記されていました。

この技術について私はある程度精通しているのですが、はっきり言ってクソの役にも立たない技術であると私は認識しています。一部の頭でっかちの人が机上の空論でもてはやしているだけであり。実際の現場では使い物になりません。

このように、その専門のヒトから見ると目を疑うような記事というのが世の中にはたくさんあるのだろうなあと感じました。

投資家であれば、何かホットな業界ニュースがあれば、それを投資材料に考えるかもしれません。今回私が目にした記事でも、その先進的(私からしたらトンデモ方向なのですが)な技術を採用している企業名が記されていました。知らないヒトは、この記事を参考にそうした企業に投資してしまうかもしれません。

そう考えると、投資というのは本当に難しいですね。自分が本当に理解しているものでなければ投資してはいけないのだなあと思いました。

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