私は資産運用の1手段としてロボットアドバイザー(ロボアド)であるTHEOを利用しています。ロボアドは手数料が1%程度と高い点から、投資リテラシーの高い人の間では敬遠されています。
しかし、私は自身の勉強もかねてロボアドを利用しています。ロボアドが利用していr投資先を知ることで、どうやって分散するのが良いのかということを学ぶことができます。
以下に、私が利用しているTHEOのアセットロケーションおよびポートフォリオを紹介いたします。
アセットロケーション
- グロース 48%
- インカム 37%
- リスクヘッジ 15%
上記が私の投資方針(40代、現役、総資産3000万円以上)に対するTHEOが提案してきたアセットロケーションです。
なお、ここでいう総資産とは、THEOに預けている総資産ではなく、自身が持つすべての総資産を指します。
ポートフォリオ
以下に私のTHEOのポートフォリオをご紹介します。また、それぞれの銘柄を私が利用している証券会社で売買可能かどうかを確認してみました。
なお、楽天証券およびSBI証券で「○」としているのは売買はできますが空売りはできませんという意味です。IG証券はCFDサービスであり、売りから入ることも可能であるため、取り扱いがある場合は「◎」と表示しました。
結論から言いますと、楽天証券であればすべての銘柄の取り扱いがありましたが、SBI証券ではインカム及びインフレヘッジの銘柄で取り扱いがないものが結構ありました。
IG証券は当然すべて取り扱いがあるだろうと思って調べたところ、VTIPの取り扱いがありませんでした。もしかしたら私の調べ方がおかしかったのかもしれません。
略称 | 連動指標 | 楽天証券 | SBI証券 | IG証券 |
VTV | 米国の大型の割安株 | 〇 | 〇 | ◎ |
EWJ | 日本株 | 〇 | 〇 | ◎ |
FXI | 中国の大型株 | 〇 | 〇 | ◎ |
QQQ | NASDAQに上場している大型株 (金融セクターを除く) | 〇 | 〇 | ◎ |
EWT | 台湾の大型株・中型株 | 〇 | 〇 | ◎ |
EPI | インドの株 | 〇 | 〇 | ◎ |
VWO | 新興国全体の株式 | 〇 | 〇 | ◎ |
SUSA | 米国ESG株 | 〇 | 〇 | ◎ |
VOT | 米国の中型の成長株 | 〇 | 〇 | ◎ |
略称 | 連動指標 | 楽天証券 | SBI証券 | IG証券 |
MBB | 米国政府機関が発行・保証した投資適格のモーゲージ・パススルー証券 (住宅ローン担保証券) | 〇 | × | ◎ |
SJNK | 米ドル建ての残存期間0-5年のハイイールド社債 | 〇 | 〇 | ◎ |
IEF | 残存期間7-10年の米国債 | 〇 | × | ◎ |
TLT | 残存期間20年超の米国債 | 〇 | × | ◎ |
IGSB | 米ドル建ての残存期間1-3年の投資適格債 | 〇 | × | ◎ |
IGOV | 米国を除く先進国の国債 | 〇 | × | ◎ |
LQD | 米ドル建ての投資適格の社債 | 〇 | 〇 | ◎ |
略称 | 連動指標 | 楽天証券 | SBI証券 | IG証券 |
XLRE | 米国のリート・不動産株 | 〇 | 〇 | ◎ |
IAU | 金(現物) | 〇 | 〇 | ◎ |
VTIP | 米国の1-5年の物価連動国債 | 〇 | × | × |
IXC | エネルギー関連株式 | 〇 | 〇 | ◎ |
IGF | インフラ関連株式 | 〇 | × | ◎ |
SLV | 銀(現物) | 〇 | 〇 | ◎ |
RWX | 米国を除く世界各国のリート・不動産株 | 〇 | 〇 | ◎ |
外国株式はSBI証券の方が強いと思っていましたが、楽天証券の方が優秀そうですね。将来、THEOを解約するようなときには、楽天証券を利用すればプロも認める理想的なPFを構築することができそうです。ただ、配分やリバランスタイミングをどうするか考えるのは大変ですけどね。何も考えたくないヒト(事業等が忙しいヒト)にはロボアドはよい選択肢だと思います。
コメント