資産運用の記録のつけ方

資産運用

資産運用している皆さんはどのような記録をつけているでしょうか?中には特に記録もつけずに、証券口座画面の資産推移だけを参考にしている人もいると思います。

ただ、私の経験から言わせていただくと、やはり何らかの記録をつけた方が良いです。この記事では、私がつけている記録方法を参考までにご紹介いたします。

以前の記事にも書きましたが、私の資産運用履歴はおおよそ以下の通りです。

  • 2008年:投資信託デビュー(この後のリーマンショックで資産暴落)
  • 2009年:株式運用デビュー(年に1-2銘柄を気まぐれで買う程度)
  • 2016年:第1転換期(IFA契約開始、債券・外国株運用を開始)
  • 2020年:第2転換期(コロナショックを機に資産運用のやり方を見直す)

そして、私が資産運用の記録をつけ始めたのが2016年です。IFA契約というものを開始したことをきっかけに、以下の3つの運用成績を比較してみようという軽い気持ちで記録を始めました。

  • ①IFAを通して購入する投資信託運用
  • ②自分で選んだ投資信託運用
  • ③自分で選んだ株式運用

IFA契約については過去の記事を参照ください。ちなみに、結論としてはIFA契約での運用はコスト面で大きな損失を出します(長い目で見ると①と②で総資産が大きく異なってきます)。私は4年間で①と②に約200万円ずつ(合計400万円)投資してみましたが、資産合計は35万円程度差が開きました。

投資額がもっと多く、期間がもっと長ければその差はさらに広がります。でも、IFA契約を通して学んだ経験もたくさんあるので、私は必要経費として納得しています。

話がそれましたが、上記のような理由で私はエクセルを利用して資産推移を毎月記録するようにいたしました(給料日に記録をする)。

初めは①②③の運用比較を目的としていましたが、途中からは単純に資産が増えていく喜びを可視化できるツールとして記録を楽しめるようになりました。さらに、折れ線グラフ化すると試算が右肩上がりで増えていくことに喜びを感じるようになりました。

2016年1月から2021年1月までの資産推移

上記のグラフが私の資産推移です。2020年3月のコロナショックで狼狽売りをして資産が大きく目減りしていることが見て取れると思います。また、コロナショック後は海外株式の資産比率が高まていることもわかるかと思います。

ちなみに、黄色で示した線は資産運用をせずに、余剰金をすべて銀行に預けた場合の予測資産推移です。コロナショックの時は総資産が資産運用をしていない場合と同じレベルまで下がりました。この時は、資産運用なんかするべきではないなあと感じたくらいです(笑)。まさにパニックです。

でも、この記録は2016年から開始したため、資産合計(青色)と預貯金運用のみの場合(黄色)のスタート(Y軸)が同じ高さになっています。資産運用を開始した2008年から記録をつけていれば、2016年時点のY軸の値は大きく違っていたはずです。今となっては、もっと早くから記録をつけておくべきであったと後悔しています。

2020年になってからは資産配分の重要性に気づきましたので、円グラフを作って資産配分を意識するようになりました。

2019年12月と2020年12月の資産配分を比較すると、だいぶ変化している(成長している)ことが分かると思います。今は、現金比率が30%を切らないように心掛けているところです。

このように、エクセルに資産運用の記録を残しておけば、後でいろいろと解析できるので楽しいです。月に一度の記録であればそれほど負荷もありませんので是非お勧めいたします。

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