IFAという選択肢

資産運用

皆さんは、IFAというのをご存じでしょうか?

IFA(Independent Financial Adviser)とは、「独立系ファイナンシャルアドバイザー」のことで、証券会社や銀行等に所属せず、独立した立場で顧客の資産形成などのアドバイスや経済分析、商品分析行い、投資案件の販売を行う、いわば「金融のスペシャリスト」のことです。

アメリカでは、人生で成功するためには、「医師」「弁護士」「IFA」の3人のプロフェッショナルを味方につけることが必要であるといわれます。

私は楽天証券を通常のネット契約ではなくIFA契約をしています。IFA契約自体は無料できます。ただし、金融商品を売買するときにネット契約より多少手数料が高くなるだけです。では、IFA契約のメリットなどデメリットは何でしょうか?私の経験を踏まえご紹介いたします。


IFA契約をしてもよい人・ダメな人

結論から言いますと、ネットが発達した今のこの世の中ではあまりIFA契約を結ぶ必要性がありません。

十分な金融知識がある人、情報収集能力にたけている人にとっては、手数料だけが高くなるので百害あって一利なしです。一応、IFA契約だけが購入できる商品もあるのですが、外国の証券口座を開設すれば購入できる商品なので、IFA契約が必須というわけではありません。

私が考えられるおすすめの人は、①稼ぐ能力に特化していて資産運用は丸投げしたい人(時間を取られたくないヒト)、②金融知識が十分でなくまた相談する相手が周りにいないヒト、の2パターンです。私は後者に該当していたので、試しに契約してみました。

現在、IFA契約してから4年半が経過しているのですが、その間いろいろと相談させていただき金融知識が少しずつたまりました。今の時代、ネットだけでも十分な情報が得られますが、資産運用についてまじめに考えるためのきっかっけが欲しい人にとっては、IFA契約は良い選択肢ではないかと考えています。

IFA契約の長所

先にも触れましたげ、無料で資産運用について面談・相談ができることにつきます。その他として、IFA契約でしか取引できない商品を購入することもできます。

IFA契約の短所

売買手数料がネット契約より高くなることにつきます。頻繁に売買を繰り返す人には向きません。長期積立とかであればそれほど不利ではないかと思います。

今後の私の方針

現在、Youtubeやtwitterを通じて、優良な情報に触れることができるので、IFA契約を解約する予定です。しかし、ここで問題があります。長所のところでも触れたのですが、「IFA契約でしか取引できない商品」を保有していると、ネット契約に移行できないのです。売却するか他の証券口座に移管する必要があります。しかし、IFA契約で購入した特殊な金融商品のため、他の証券口座に移管することは難しいのです。

具体的には、私はドル建ての外国社債を購入しました。一応満了まで保有していたい債権のため、売却してIFA契約を解消するという選択肢は考えていません。2024、2025、2027年に償還される債権3種を保有しているので、2025年まではIFA契約のままでいようかと考えています。

IFA契約をしたことは私にとって、資産運用の貴重な分岐点の一つだったと今でも思います。

IFAの解約の当分の見送り(2020/10/17加筆)

いろいろな証券会社をあたったのですが、IFA経由で購入した米国ドル建ての社債を移管できることろが見つかりません。ということで、残念ながら、楽天証券口座は少なくとも2025年まではIFA契約プランで運用していくつもりです。一度解約を申し出ているので少し気まずいですが・・・。これからIFA契約をされる方は、IFA解約を常に見越して取引された方が良いですよ!

コメント

タイトルとURLをコピーしました