確定拠出年金の運用見直し

資産運用

以前の記事でiDeCoの法改正(2022年10月)についてお話ししました。その中で、企業型確定拠出年金(以下、企業型DC)の利用者でもiDeCoを利用できるようになることをお話ししました。しかし、その時に、具体的にiDeCoにいくら拠出(入金)できるか分かりませんでした。

本日、私が視聴しているYouTubeチャンネルで分かりやすく改正後のiDeCoについての説明がありました。すごくわかりやすいのでお勧めします。

2022年10月から適用される改正iDeCoの詳細は動画を見ていただくとして、本ブログでの説明は割愛させていただきます。そして、この動画を見て自分自身が利用している企業型DCにつて分かったことは以下の通りです。

  1. 私の勤めている会社の運用は、企業型DC単体ではなく企業型DC+DBであること
  2. 会社が拠出している掛金は満額の27500円ではなく半額程度であること
  3. 運営証券会社(野村證券)のラインナップは及第点であること
  4. 自分が選択しているラインナップに改善の余地がありまくりであること

以下に、上記の「2」・「3」・「4」について詳しく説明していきます。

掛金の余地

後で詳しく記しますが、私の拠出額は満額27500円に対して15165円であることが分かりました。この額が今後増減するかは不明です。おそらく出世でもすれば増額される可能性がるのですが、私はこれ以上の昇進が望めませんので、おそらくこれ以上拠出額が増えることはないと思われます。

そうなると、企業型DC+DBのケースの拠出額満額の27500円に対して12335円分の余りがあります。改正後のiDeCoではこの余りに対して最大12000円までiDeCoとして追加拠出できるので、私は、2022年10月より、NISAによる資産運用に加え、毎月iDeCoとして12000円を資産運用に回すことを考えればよいわけです。

商品ラインナップ

現在、私が拠出している商品とその配分は以下の通りです。

商品配分拠出額信託報酬
マイバランスDC70・野村20%3,033円0.154%(税抜き0.14%)
大和住銀DC日本バリュー株15%2,274円1.672%(税抜き1.52%)
DIAM外国株式インデックス55%8,342円0.275%(税抜き0.25%)
ダイワ_DC外債インデックス10%1,516円0.253%(税抜き0.23%)
合 計100%15,165円
2021年2月現在の拠出対象商品と配分

このうち、大和住銀DC日本バリュー株の信託報酬が少し高い目です。これはアクティブ運用であるため高くなっています。長期積立の投資信託においてアクティブ運用商品はあまり推奨はされていないので、この商品は拠出対象から外そうと思います。でも、成績だけ見るとここ最近のコロナバブルの恩恵もあり良好ですけどね・・・。

さて、上記の商品群のうち、マイバランスDC70が信託報酬が低く良いです(野村証券が自社商品を買わせようとする戦略でしょうか?)。この商品、国内株式:国内債券:外国株式:外国債券=45:20:25:10の割合で運用するバランス型投信です。正直、この商品一つでほぼ十分であることが判明しました。ただ、外国株式の割合が不十分なため、今後は以下のラインナップで拠出していくことにしました。

商品配分拠出額信託報酬
マイバランスDC70・野村610.154%(税抜き0.14%)
DIAM外国株式インデックス390.275%(税抜き0.25%)
見直し後の拠出対象商品と配分

なぜこんな中途半端な配分にしたかといいますと、国内株式と外国株式に比率が1:2になるようにしたかったためです。上記の配分で拠出すると、国内株式:国内債券:外国株式:外国債券=27:12:54:6の割合で投資できることになります。なかなか良い配分ですよね。

もちろん、定年近くなれば商品の見直しも必要ですが、当面はこの布陣がベストかと思います。

ちなみに、企業型DCでは、過去に拠出した商品もスイッチングという形で別の商品に切り替えることが可能ですので、上記の2商品以外へ拠出した資産をすべて上記2つに集約させようと思います。

久しぶりに自分で納得できる資産運用の見直しができて大満足です。

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