うつ病と仕事のストレス

仕事

コロナ禍で収入が無くなったりして自殺する人が現在増えていますが、実はコロナがはやりだした2020年の4月の自殺者は1,455人と前年同期比で19.8%減少しています。これは、過去5年間では最も大きな減少幅だったようです。。皆、仕事に行けなくなったためです。それほど、仕事というのはストレスの原因であることが改めて認識されました。

うつ病を患う方の原因は様々だと思いますが、大半が仕事に起因するものです。私の職場(総勢70名ほど)でも、ここ10年でうつ病にかかった人が6名もいます。うち2人が離職、3名が復帰、1名が休職中です。10年で1割弱の人がうつ病にかかる職場というのはどうなんでしょうかね?すごく生産性に影を落としているような気がします。

かくいう私も、一時期仕事のストレスで体調が悪くなったことがあります(耳鳴りが発生)。あと、現在胃にポリープがあるのですが、今思うと仕事のストレスにさらされていた時期にできた気がします。今はだいぶストレスから解放されたのですが、なぜか消えません。不可逆的なポリープのようです(悲)。

現在、コロナ禍を機に、様々な職種の働き方が変わっています。私の職場でもリモートワークが推奨されていますし、研修などもオンラインで行うことが増えてきました。こうなってくると、仕事でのストレスの在り方も変わってくるかもしれません。

良い方向に行くのか、悪い方向に行くのかは分かりませんが、良い方向に行くことを期待したいです。個人的には、なんとなく良い方向に行く気がします。

わたくし個人は、コロナ禍のせいで、職場でのストレスは軽減しています。理由は以下の通りです。

  • 参加したくない職場での飲み会の減少(ゼロになりました)
  • 無駄な会議の減少
  • 無駄な研修の減少

ただ、重要なプロジェクトを任されている社員は依然としてストレスを抱えています。私はすでに第一線から外れている窓際社員ですので、ストレス少な目で仕事をさせてもらっています(ゴメンナサイ)。代わりに、いつ首を切られるか分からないという人生のストレスは抱えていますが。この不安を解消するために、貯蓄を怠らずに、サイドFIREできる体制づくりを実施している次第です。

やはり、今の職場を離れたら食っていけなくなる、という状況を作ることがうつ病の一番の原因だと思います。仕事がきつくなったら、無責任と思われてもよいので、すぐに職場を離れて次の場所に移れるフットワークの軽さが今後求められると思います(アメリカ人的な発想)。

転職が当たり前になる時代がすぐそこまで来ています。プロとしてのスキルや、職を失っても食べていけるだけの貯蓄の形成というのが本当に重要だと思います。

私は前者(スキル)を選択する向上心はもうないので後者(貯蓄)の方法で生きていくしかないなあと感じています。

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