先日、電気屋さんに行って、初めてダイソンの掃除機の性能を体験してきました。本当にすごいの一言です。たかが掃除機ですが、国産の有名所のメーカーの掃除機とは雲泥の差でした。
こういった、一見派手ではない業態の仕事で、しっかりとした進化をお客様に届けるという仕事ぶりには本当に感銘を受けます。チャラチャラした仕事をしておらず、本質の進化を掃除機にもたらしているのだなあと感心しました。
最近、職場でコードレス掃除機を使う機会があり、やはり便利だなあと思い、自宅にコードレス掃除機が欲しくなり電気屋に見に行きました。
軽さ、充電のしやすさ、ヘッド周りの動きやすさ、どれをとってもダイソンはピカイチのものでした。それに加え、今回見に行った店ではダイソンの販売員がいて、模擬のゴミをばらまいて掃除するという体験をさせてもらいました。
軽いゴミ、細かいゴミ、紐の3種類で実演です。
国内メーカーの掃除機は全然吸ってくれません。特に発泡スチロールの軽いゴミは弾くだけで吸うのに何往復も必要でした。また、紐はヘッドに絡まってしまいます。一方、ダイソンは簡単に掃除可能です。紐も全く絡みません。正直驚きました。
ダイソンと言ったらサイクロンが売りなのかと思っていたら、一番の売りはヘッドの構造であることを知りました。
ここ何年も進化のなかった掃除機にここまで革命的な進化を与えるとは、その真摯な技術開発には本当に頭が下がります。もの作り大国の日本メーカーがこの進化にたどりつけなかったことは本当に残念です。
おそらく、白物家電の開発に真摯に向き合ってこなかった結果だと思われます。
- AV機器・IT機器と比べて花がない
- 進化は行き着くところまですでに行っている
- 儲けが少ない
などの思いが家電メーカーにあったのではないかと思われます。
自身の職場に当てはめてみても同じような風潮が見られます。
- これまでの延長の仕事をやってもしょうがない!
- もっと革新的な新しいことに挑戦せよ!
- 自組織(事業所)の存在意義をアピールしろ!
こんな仕事の取り組み方では本当に革新的な技術(顧客に喜ばれる技術)は出てこないだろうなあと思います。
仕事に対しての姿勢について電器屋で考えさせられる1日でした。こんど職場のみんなに話してみようかと思います。
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