米国高配当ETFの運用状況(2021年2月)

資産運用

先の記事で書いた通り、今月より米国高配当ETF(VIG,VYM,HDV,SPYD)を戦略的に購入していくことを始めました。ルールは簡単です。

  1. 毎月10万円を米国高配当ETFに投資する
  2. 毎月25日時点で保有額が一番低い商品1つを買い増す
  3. 「2」の商品として2カ月連続で同じものは買わない(最下位が連続する場合は2番目に保有額が低い商品を購入する)
  4. 四銘柄の保有額のバラつき(相対標準偏差)が「5%」を超えたらリバランスを行う

そして、2月25日がその最初の買い増し日となりました。2月25日時点のそれぞれの時価総額は以下の通りでした。

VIG634,074円
VYM644,789円
HDV646,432円
SPYD676,786円
2021年2月25日時点の時価総額

VIGが一番時価総額が低かったので2月末の買い増し対象はVIGとなります。約10万円ということで6株の購入となりました。ちなみに、投資信託のように1円単位で購入額を調整することはできない点が少し悩ましいです。今回の購入はドル建てで行いました。約定単価が142.5400ドルを6株購入で855.24ドル(手数料込みで859.47ドル)でした(1ドル=106.27円/2021年2月26日時点)。

と、ここまでは2/25の夜に実行したことなのですが、2/26に改めてルールを見るとおかしな点があるので早速ですがルールを変更しようと思います。

2/25時点の時価総額について相対標準偏差を計算したところ、2.82%となりました。どれか一銘柄の買い増しをすればすぐにルールの5%を超えてしまいます。そもそもリバランスが必要かも微妙です。ということで、リバランスのルールは撤廃します。

ちなみに、今回、SPYDの時価総額が高いのは、バリュー株の評価が上がってきているためではないかと考えています。銀行株とか商社株は好調ですので。2月末は米国債利回りが急上昇(10年債で利回り1.6%)したことを受け、ハイテク株が軒並みやられています。こういう時、高配当株は比較的安全です。ただ、これ以上国債の利回りが上がれば高配当株も売られるでしょうね。

2月末はハイテク株だけでなく仮想通貨も売られています。さて、この売られた資産の資金は3月にどこに向かうのでしょうか?それともさらに売られるのでしょうか?3月末にはオリンピック開催の可否も判断されるので、3月も目が離せない月になりそうです。

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