株主優待、皆さんが大好きだと思います。私も好きです。しかし、最近株主優待の価値に対して考え方が少し変わってきました。
結論から言いますと、株主優待の保有銘柄を今後縮小していきたいと考えています。
理由は以下の管理が面倒くさいためです。
- 郵便物の受け取り
- 優待の利用期限の管理
郵便物の受け取りをするために、貴重な時間がつぶれます(自宅待機が必要)。受け取り指定した日が思いのほか天気が良いとすごく損した気分です。
また、優待の利用期限を気にしなくてはならず、優待名人の桐谷さんのような生活を強いられることがあります。例えば、マクドナルドの優待券を持っていたとして、ハンバーガーを食べたい気分ではないとしても、優待の利用期限が迫っていたらマクドナルドに嫌々いかなければなりません(紙切れと化すのはもっと許せない)。
株主優待は大きく4種類に分類できます。
- 自社と100%関係ないもの(クオカード、お米カードなどの金券類)
- 自社と少しだけ関係のあるもの(地元の特産品など)
- 自社の有形商品(主に食料品)
- 自社の無形商品(割引券、食事券など)
まず、私は「1」に分離される優待を発行している企業の株は購入しません。優待に対しての企業の負担が大きく、結果として株主が損をするためです。
例えば、1000円の自社食事券を発行している企業であれば、その原価は50%程度です。しかし、クオカードであればその原価は90%以上になります。そうであれば、その差額の40%分は企業の設備投資に回すか配当として株主に還元するべきだと考えます。
私は現在、「2」「3」「4」に該当する優待をもらえる個別株を保有しています。このうち、「4」についての保有銘柄の整理をしようかと考えています。
「4」に該当する銘柄として以下のモノを保有しています。
(サービス名で表示させていただきます)
- 吉野家
- KFC
- マクドナルド
- モスバーガー
- いきなりステーキ
- コメダ珈琲
- 餃子の王将
- ゲンキードラッグ
- JAL
- JINsメガネ
このうち、マクドナルドとKFCの株の売却を考えています。というのも、そもそもそれほどファーストフードが好きではありません。特にコロナ巣籠を経て、自炊生活がスタンダードになったので、優待券を使い切るのが邪魔くさくなってきました。
吉野家はたぶん一生保有します。吉牛大好きだからです。
JINsも眼鏡を定期的に買い替えるのでおそらく永久保有です。
モスバーガーといきなりステーキも手放したいのですが、NISAで購入してしまった銘柄であるため、NISA期間が終了するまでは持ち続けます。
コメダ珈琲と餃子の王将はもう少し保有予定です。
JALはキャピタルゲイン狙い(コロナショック時に購入)で購入したので、こちらもしばらく保有します。
マクドナルドとKFCを売却した場合にその資金をどこに回すか、それが悩みどころです。
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