先日、職場の階段を下りているときに足を踏み外して転倒しそうになりました。ギリギリ手すりにつかまって助かりました。
手すりから離れて歩いていたら、手すり側の手がふさがっていたら、転倒して大けがしていたでしょう。
職場での労災で一番多いのが転倒です。
若いころは、「なんてみんな間抜けなんだ」と思っていましたが、今は自分がその立場になっていることを痛感いたしました。
歳をとると何故転倒するのか考えてみました。理由として大きく2つに分けれると思います。すなわち、「転倒を発生させる要因」と「転倒を防げない要因」です。
前者の原因としては、
- 視力の低下(ピント調節機能の低下)
- 足と脳の神経伝達の劣化
- 悩みごとの増加
後者の原因としては、
- 反射神経の低下
- 筋力の低下
です。
まず、今回のヒヤリハットを振り返ってみます。
最近、老眼が進んできたせいか、階段を降りるときいつもなんとなく風景がはっきりとしません。おそらく、ピンと調整機能が即なり、足元にすぐにピントが合わないためだと考えます。
また、階段を下りているとき、以前より地に足が着かない感覚があります。おそらく脳と足との間の指令にラグタイムがあるのではないかと思います。
後は、いろいろと仕事やプライベートのことを考えながら階段を降りることで、注意が散漫していると思います。
老眼や神経伝達の劣化は避けることができませんので、今後は、階段を降りるときは階段に全集中しようと思います。
今回事故に至らなかったのは、後者の要因の反射神経と筋力がまだ十分にあったためです。こちらも鍛えればある程度、劣化を遅くすることができるので、運動を心掛けたいとおみます。
あー、歳を取るって本当に嫌ですね。階段を落下しにくい靴を開発したら喜ばれそうですね。
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