団塊ジュニアが経験した天災・人災

生活

今日は今年一番の冬将軍が暴れ、雪に見舞われました。気温の低下のせいか、コロナ感染者もすごい勢いで増えています。そんなコロナパンデミック含め、団塊ジュニアの私がこれまでの人生で経験した誰もが知っている天災・人災を改めて振り返ってみたいと思います。

バブル崩壊:1992年

言葉では理解していますが、私はバブルの恩恵を受けていないので、バブル崩壊の反動も経験がありません。父親の仕事もバブルと関係ないところで動いていたので、よくわかりませんでした。

ただ、隣の自営業の家族がバブル崩壊で財産を無くしたのか、改築したばかりの家を手放して居なくなってしまいました。バブル時代はかなりにぎやかな食卓でした(ガヤガヤした声が隣のうちにまで聞こえてきました)。

阪神淡路大震災:1995年

当時私は大学生でした。朝ニュースで知って大変だなあと思いながら学校に通いました。その後帰宅してニュースを見たら死者数が恐ろしく増えていて驚いたことを覚えています。

震災の後、阪神地区に行く機会がなく、震災の傷跡をついに目に収めることなく終わってしまいました。今にして思えば、一度目に焼き付けておきたかったなあと後悔しています。

地下鉄サリン事件:1995年

こうやって整理して初めて気が付きましたが、阪神淡路大震災(1月)と地下鉄サリン事件(3月)は同じ年に発生していたのですね。そのような記憶がなかったです。

この事件の後はすごくナーバスになり、電車乗ると常に不審物がない気注意するようになりました。また、この事件のあと町からごみ箱が急激に減りだし、不便を感じたものです。

あとこの事件で印象的だったのは、この事件の前に起きた松本サリン事件で、いい加減な報道のせいで被害者の方が加害者扱いされたことです。こうやって冤罪というのは生まれるのだなあと痛感しました。

就職氷河期:2000年

団塊ジュニア世代はもれなく就職に苦労しています。運よく私は就職自体には苦労しませんでしたが、就職した先の採用人数が過去最低レベルに少なく、同期がほとんどいない寂しい入社式だったことを覚えています。

団塊ジュニアは各国な受験勉強にさらされたのち、バブル崩壊で冷え切った企業業績のあおりを受け就職難に。本当に不運な世代だなあと改めて感じます。

アメリカ同時多発テロ:2001年

朝何気なくつけたテレビでリアルタイムに飛行機がビルに突っ込むシーンを見ました。衝撃的でした。初め、現実だと受け取れませんでした。本当に、特撮映画のシーンのように飛行機突っ込みビルが崩壊して行きました。

その後しばらくして、こういうテロのやり方があったかと感心した記憶があります。日本人の私ですら少し呆けてしまったぐらいインパクトがありましたので、当時のアメリカ人の心は相当に木津ついたと思います。

リーマンショック:2008年

当時、貯金しかしておらず銀行にある程度の資金がたまったのでお金を遊ばせておくのはもったいないなあと思い、銀行窓口に行って投資信託を購入した時期でした。実はその前にサブプライムローン問題が発生していたので、当時の銀行担当者に今投資しても大丈夫ですかねと聞いたら全く問題ないとの回答をもらったので投資しました。

そのあとにリーマンショックが訪れ、投資資産が相当減りました(具体的に減った量は記憶がないです)。そうしたら銀行担当者から電話がかかってきて、暴落しているのですぐに売った方が良いと言ってきました。私はそれを断り塩漬けしました(数年後プラテンにしてすべて売却し当該銀行口座を解約しました)。

この時に銀行員は全く信用ならんという教訓を得ました。

東日本大震災:2011年

私は岐阜に住んでいたので直接大きな被害はありませんでした。当日の夜飲み会の約束があり名古屋で飲食をしました。方や東日本で大惨事の時に私は優雅に飲食していたので不思議な気分でした。東京の友人に連絡しても全くつながらず本当に心配しました。

岐阜では生活にほとんど影響がなかったのですが、それでも一時期スーパーから水などが売り切れていました。なんで岐阜県民が水を買いあさるのかと憤慨した記憶があります。

数年後、まだ復興中の東北に旅行に行って、震災の爪痕を目に焼き付けました。

新型コロナパンデミック:2020年

さて現在まだ禍の真っただ中です。この後どうなるのでしょうか?私は幸い仕事への影響は少なく、収入も減っていません。ただ、2019年12月時点は資産の8割以上を投資に振っていたので、そのあとのコロナショックで資産が大きく目減りしました。資産運用を本格的に開始してから初めて経験した暴落相場だったので本当に勉強になりました。

これから冬本番でさらなるコロナ感染が心配されます。資産は減ってもいつか戻せるチャンスはありますが、感染して死んでしまっては元もこうもありません。十分な睡眠と影響を取ってこの冬を乗り切りたいと思います。

残りの人生、あとどんな災難が待っていのか。何とか乗り切っていきたいですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました