バイクについて思うこと(パート1)

趣味

バイクは他人に勧めるものではないとよく言われます。でも、楽しいし、バイク業界全体が盛り上がってくれればうれしいので、本日はバイクの話を少ししようかと思います。

私の趣味の一つがバイクです。団塊ジュニアからするとバイクは不良の乗り物で、若い時からみんなあこがれを持っているものです。でも、私は若い時にあまり興味がなく、齢30を過ぎてから免許を取得した遅咲きライダーです。

教習所で中型免許取得⇒バイク雑誌で乗りたいバイクを探す⇒中免だと選択肢が限定されることに愕然とする⇒教習所で大型免許を取得⇒250ccの新車バイクを購入⇒1年後に大型バイクに乗り換える⇒津セカンドバイクとしてカブ110(カブ主の記事はこちら)を増車⇒大型バイクを乗り換え⇒現在に至る、といった履歴です。

上記の履歴からもわかる通り、それほどバイクの経験が深いわけでもないのですが、遅咲きライダーだからこそ見えてくる景色もありますので、その辺の話も交えて、いろいろと話していこうかと思います。

教習所

(この画像は私が通った教習所とは関係ありません)

車の免許の教習所は苦痛でした。教官の説明も全然丁寧ではありません。お客様を何だと思っているのでしょうかね。おそらく、今は教習所に通う生徒自体が少ないので、教習所のシステムもだいぶ改善されているのではと思われます。一方、バイクの教習所は通うのが毎日楽しかったです。教官自体がバイクを愛していることが直に伝わってきました。もちろん当たりはずれがあると思いますが、教習所恐怖症でバイク免許取得に二の足を踏んでいる方がいましたら、一度近くのバイク教習所を除いてみることをお勧めします。

ちなみに、教習所で大型自動2輪免許を取得する方法は
①いきなり大型免許取得コースに入る
②中型取得後に大型免許コースに通う
の2通りがあります。

私は意図せず②になりましたが、全員に②をお勧めします。①のメリットは大型を取得するまでの日数が少なくて済むだけです。言い換えると、十分な指導を受けることなく大型免許を取得できてしまいます。②の場合は当然日数が長くなり経験値が多くたまります。また、費用面でも②のほうが安いことが多いです。特に、中型免許取得後の一定期間内に同じ教習所の大型免許コースに入ると割引制度があるので安く済みます。何より、一度中型免許取得でそこの教習所コースを走っているので、大型免許教習の時はだいぶ楽に走ることができるはずです。

初めてのバイク購入

最初、教習所に通う前はアメリカンタイプのバイクを購入しようと思っていました。しかし、教習所でバイクに乗ったらニーグリップが楽しくなり、普通のネイキッドバイクにしようと心変わりしました。そこで購入したのが、カワサキのエストレアというバイクです。排気ガス規制の問題で今はラインナップから消えているみたいです。ピカピカしたレトロな感じのバイクです。本当は大型バイクが欲しかったのですが、いきなり大型に乗って事故でも起こしたらまずいと考え、まずは250ccにしました。この辺はさすが30歳過ぎの人間の自制心が働きました。

4月にバイクを買いに近く(といってもバス移動)のバイク屋に買いに行きました。ヘルメットとグローブだけ先に購入して、服装は普通の格好で行きました。バイクを受け取り自宅まで走らせると、あまりの寒さにびっくりしました。教習所では最大で40km/hしか出さないので風を感じることができません。初めて公道を走った時の寒さは今でも忘れません。もちろん、そのあとすぐにバイク用のウェアを購入したのは言うまでもありません(笑)。

バイク業界について思うこと

よく、最近の若者はバイクに乗らないと言われます。確かにバイク人口は減る一方です。しかし、30過ぎの大人になってからバイクを購入した私から言わせてもらうと、バイク業界が衰退したのはお客様の問題ではなく、バイク業界自体の問題であると強く感じています。

まず、バイクを販売するお店が地元の個人バイク店ばかりで、サービスの質があまりにも低すぎます。車であると、そこそこ大きなネットワークを有したのディーラーが扱っているため、気持ちの良いサービスを受けることができます。しかし、バイクの場合は、バイク好きの個人経営店が多く、「一見さんお断り」みたいな敷居の高さがあります。

その点、BMWやハーレーのディーラーはどこもしっかりしており、一定の品質の気持ち良いサービス受けることができます。国産車を取り扱う個人経営のバイク屋はモノ(バイク)を売ることを目的としていますが、BMWやハーレーのディーラーはコト(楽しみ)を売ることを目的にしています。そのため、バイク業界全体が縮小しているなかでも、BMWやハーレーのディーラーの販売数は右肩上がりです。

バイク業界は自身の至らなさを反省し、モータースポーツ文化を日本に根差すにはどうすればよいか、本気で考えてほしいと思います。

I Love Bike!

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