資産運用状況(2022年03月)

資産運用

毎月恒例、サラリーマン投資家最大のインカム源である給料日後の資産運用状況報告です。

先月まで続いていたリスクオフムードが和らいだのか、今月は資産が大幅に増加しました。

ロシアによるウクライナ侵攻が1か月を過ぎてまだ収まる気配はないのですが、株式市場はすでに戦後復興に目を向けているように思われます。

ただ、資産増加の主たる原因は円安にあるようです。すなわち、円安により外国株資産の見た目が増えているということです。ただ、このまま円安が継続するようであれば外国株への入金力が相対的に低下することにつながりますので、長期投資の視点からは喜ばしい状況ではないです。

資産推移

先月より資産が5,267,036円増えました。

増加金額と捨ては過去最高です。総資産に対する増加割合で見ても、過去4番目の成績です(+4.6%でした)。増加率をグラフにしたのが下の図です。初めてこのようなグラフを作ってみましたが、面白いなあと感じました。

下のグラフは2016年1月から2022年3月までのドル円の月足チャートになります。今月の資産増加は確実に円安ドル高によるものであることが一目瞭然です。 

ドル/円チャート

今月の円安ドル高の動きは異常なので、さすがに来月には一旦為替の調整もかもしれません。ただ、2014年後半から2016年前半の1年強もの間1ドル120円付近をキープしていた時のことを考えると、今後1年間程度、円安ドル高の傾向が維持される可能性も考えられます。

世界の基軸通貨の米ドルがロシア・ウクライナ問題の中どうなっていくのか注目です。

アセットアロケーション

生活資金(約600万円)(2年間生きていくための資金)の口座(イオン銀行)の今月の残高は612万円と大きな変化なしです。今月の生活費もほぼ計画通りだったと言えます。

この生活資金を除いた総資産を投資資産として扱っています。この投資資産のアセットアロケーションは以下の通りです。

今月は株、債券、貴金属、仮想通貨などすべてまんべんなく増加しているので、PFバランスが大きく変化することはなかったです。

米国高配当株ETF

2021年8月2021年9月2021年10月2021年11月2021年12月2022年1月2022年2月2022年3月
VIG1,102,3641,083,2581,155,5851,314,5851,313,3621,243,9791,322,7431,490,541
VYM1,060,6481,041,6901,235,2511,274,6221,263,6621,252,8201,273,2401,532,895
HDV1,122,3101,105,0651,166,5611,195,8101,312,8371,318,6311,329,8461,485,378
SPYD1,052,7861,135,5751,217,2721,244,4881,232,5541,346,7031,352,3181,486,671
単位:円

上記4銘柄のうち、毎月末時点で一番総資産が少ない銘柄に約10万円、2番目に低い銘柄に約3万円投資する手法を、マイルールとして米国高配当株ETF投資をしています。

今月はSPYDに3万円、HDVに10万円投資することになります。

この投資はもうロボットのようにこなすだけで感情は何も動きません(笑)

バケーションPF

キャピタルレター内で「全世界投資/アセットアロケーション投資」として位置づけられているバケーションPF(買って寝て待つだけ)を先月から構築しました。

理想配分からかけ離れている3銘柄を選び、毎月約5万円分追加投資していくルールを開始しました。

銘柄理想配分
(%)
2022年2月2022年3月
BSV1010.610.1
GDX55.86.3
HYG1010.19.5
TIP1010.39.9
RWR55.25.2
VB1514.215.0
VGK109.79.5
VPL109.89.6
VTI1514.115.1
VWO1010.39.7
合計100%2,661,075円2,925,946円

先月は、VB,VGK,VTIに投資しました。今月はHYG,VGK,VPLに投資ます。ロシア。ウクライナ問題によりヨーロッパETF銘柄のVGKは下げていますね。一方、金鉱山銘柄のGDXは爆騰中です。

個のバケーションPFの動きを見ていると、今の市況が良く理解できるので良い投資方法かと思います。

積立投資

2022年のマイ積立投資ルールに従い以下のモノを購入しました。

  1. 楽天証券クレジットカード投信積立(全世界(日本除く))
  2. SBI証券クレジットカード投信積立(全米、ゴールド)
  3. インカムレター/キャピタルレター推奨銘柄
  4. 貴金属
  5. ロボアド(TEHO)
  6. 国内高配当株
  7. 仮想通貨

ことしから、積立ルールを少し見直しました。詳細はリンク先を参照ください。

なお、楽天証券の改悪続きを受け、楽天証券クレジットカード積立を減らしてその他に資金を回すようにルールを2月に少し見直しました。詳細はリンク先を参照ください。

仮想通貨は年に20万円と決めており、今年で3年目になります。

その他銘柄の売買

先月まで個別銘柄の取引状況を記載していましたが、ちょっと読みづらいので、今月からは概要だけを記します。

ネオモバイル証券を利用した高配当銘柄積立以外、日本株の個別取引は今月は無しです。早く楽天Gの株を手放したいのですが、手放すタイミングを逃しています。

年初に手放して商社株に切り替えていればどれだけ利益が出ていたことやら・・・。

米国株はインカムレター/キャピタルレターの推奨銘柄に従い、計画の金額分の購入を進めています。

米国株取引のメインはSBI証券でサブが楽天証券なのですが、先日口座開設したサクソバンク証券でも初めて取引をしました(SBIや楽天で購入できない銘柄を購入)。

改めてみると、証券口座開設し過ぎのような気もします(笑)

確定拠出年金

DIAM外国株式インデックス
マイバランスDC70・野村

トータル利回りがまた8%台に回復しました。

8月9月10月11月12月1月2月3月
トータル利回り8.46%8.15%9.00%9.22%8.92%7.99%7.38%8.58%
直近1年利回り23.45%24.39%34.06%26.96%23.02%16.22%10.88%13.30%

総評

先月豪快にリバランスしたおかげか?円安の副作用か?今月は資産が大幅に上昇しました。

株、債券、貴金属、仮想通貨すべてが上昇。分散の意味がるのかなという変な相場でした。

米国の利上げやQTがこれから本格的に始まることを考えると、まだまだ株価は乱高下しそうですね。できるだけ守りに徹したPFを構築して、今年の荒波を切り抜けたいと考えています。

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