サラリーマンは超富裕層になれるのか?

資産運用

日本では、1億円以上5億円未満の資産を保有する人を富裕層、5億円以上の資産を保有する人を超富裕層と呼びます。

私はしがないサラリーマンですが、「大企業に勤めている」「倹約家」「独身」という条件がそろっていることもあり、税引き前ではありますが、50歳手前で総資産1億円を築くことができました(詳細はこちらの記事参照)。

さて、そんな私が残りのサラリーマン人生で超富裕層になることはできるのでしょうか?試しに、その可能性を試算してみました。

結論から言いますと、やっぱり無理です。ウォーレンバフェット並みの勝率を維持する必要があります。

以下に、いくつかの条件で算出した結果をお示しします。なお、共通の条件として、「残りのサラリーマン生活は13年」「毎月35万円を投資に回す(余剰金全額)」と仮定します。計算はアセットマネジメントOneのHPを利用させてもらいました。

ケース①:総資産1億円すべてを投資につぎ込んだ場合

一切の現金を所有せず、全力投球で投資するスタイルの場合です。

年利10.5%の利回り時に、13年後に504,956,054円になります。

少なく見積もり、年利3.0%で運用できた場合だと、214,302,914円となります。

ケース②:総資産1億円の7割を投資につぎ込んだ場合

現在の現金保有3千万円のみを現金として確保し、残りは全力投球で投資する場合です。

年利12.2%の利回り時に、13年後に501,541,529円(=471,541,529+30,000,000)になります。

少なく見積もり、年利3.0%で運用できた場合だと、200,015,050円(=170,015,050+30,000,000)となります。

ケース③:総資産の3割を常に現金として保有する場合

常に、総資産の30%の現金を確保するという、現在のマイルールスタイルです。

これは少し計算が難しく、アセットマネジメントOneのHPでは計算できないので、自分でエクセルを利用して計算しました。

年利20.6%の利回り時に、13年後に503,527,647円になります。

少なく見積もり、年利3.0%で運用できた場合だと、128,324,300円となります。

現実的な利回りとは?

サラリーマン投資家の現実的な期待利回りはどれくらいでしょうか?私にとっての身近なヒントとして、確定拠出年金(10年ちょい運用)の利回りを見ることができます。

それによると、私のこれまでの利回り平均は7.58%です。コロナバブルで高騰した直近1年間の利回りは28.50%です。

現実的な利回り7.58%で運用した場合の13年後の資産は以下の通りとなります。

  • ケース①:360,454,346円
  • ケース②:310,129,269円(=280,129,269+30,000,000)
  • ケース③:185,957,648円

こうなると、私の13年後(ほぼ定年)の目標資産額としたら、1億9千万円~3億円の間かと思われます。

ベストケースで今より+2億円という目標はよい線かと思います。

結論

超富裕層の5億円の資産形成はサラリーマンではまず不可能であることが確認できました。2-3億円を目指して頑張っていきたいと思います。

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