鬼滅の刃の考察

趣味

鬼滅の刃のスマッシュヒットの勢いが止まりません。私もこの作品は素晴らしいと思います。ヒットの要因を私なりに考察してみました。

アニメーション&サブスクとの相乗効果

アニメーションで躍動感がまし、一気にファンが増えたと思います。私もアニメから入った口で、アニメを見た後にコミックスを見ると、よくあのシーンをここまでアニメーションとして昇華させたなあと感心します。

また、このアニメーションをすぐにアマゾンプライムで発進したことも大きな効果があったと思います。私もアマゾンで初めて存在を知りました。まさに今の時代だからこそ生まれたヒットではないかと思います。

音楽との相乗効果

音楽が、この漫画の躍動感をさらに高めたと思います。いけないことですが、You Tubeにもコミックス音楽をつけて投稿しているヒトがいます。音楽があるとなしでは、格闘シーンなどの重みが変わってきます。

You Tubeで流していた音楽付きのコミック動画は、ビジネスとして昇華させた方が良いと思える出来でした。あれを違法物としてそのまま消し去ってしまうのは本当にもったいないです。

不器用で愚直なキャラクター達

主人公の炭治郎、臆病者の善逸、猪突猛進の伊之助、コミュ障のカナヲ、技を使えない玄弥。こんなキャラクターたちが読み手の心をつかんだのだと思います。特に善逸はその不器用さゆえに、雷の呼吸の技を1つしかつけないのですが、そこがまた格好よく見えてしまいます。

一つの技を極めるという姿は、日本人ならみんなが好感を持つ姿だと思います。また、その一つの技がただの居合切りと超シンプルな点も好感ポイントです。

魅力的な女性キャラ

虫の呼吸の胡蝶しのぶ、恋の呼吸の甘露寺蜜璃、花の呼吸の栗花落カナヲ。どの女性もかわいくて格好良くて本当に魅力的です。特に、アニメーションでの胡蝶しのぶの登場シーン(敵を倒した後に剣をフリフリして自己紹介するシーン)は最高に魅力的です。

テンポ良い展開

人気絶頂の中週刊少年ジャンプでの連載が終了しました。狩猟間際の話の展開もすごい早さでした。往年のジャンプ作品(北斗の拳、ドラゴンボールなど)であれば、10話くらいに引き伸ばしそうなシーンも、一コマとかで終わらせたりします。

読み手が一瞬おいて行かれるくらいの速度で話が進んでいくので、本当に読んでいて気持ちが良かったです。

容赦なく死んでいく仲間たち

物語の後半では、仲間たち(特に柱と呼ばれる兵達)がバタバタ死んでいきます。私は、正義が必ず無傷で勝つというお約束の展開がすきではないので、この展開にぞくぞくしました。こんな私でさえ、これ以上死なないでくれと願ってしまうほど、容赦なく兵達が死んでいきます。

特に、虫の呼吸の胡蝶しのぶがころされてしまい、花の呼吸の栗花落カナヲが敵を討つシーンには心揺さぶられました。

コミックスでの連載は終了しましたが、アニメーションと映画はまだまだ続くと思います。原作のテンポの良さを生かして、アニメーションと映画もできるだけ間をあけずに作品を出していってほしいです。

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