先日の記事でも報告した通り、2021年の2月についに資産総額1億円を達成できました。この記事では、資産を増やすことができた理由や、これまでの運用の軌跡をご紹介いたします。
到達までの期間
私は1999年ノストラダムスの大予言の歳に社会人として働き始めましたので、サラリーマンとしての収入を22年間得たことになります。
また、資産運用(株、投資信託などへの投資)を始めたのは2007年からですが、真剣に資産運用と向き合い始めたのは2016年からです。
したがって、
- 労働収入:22年間
- 資産運用期間(助走):9年
- 資産運用期間(本走):5年
という期間を通して資産1億円を達成できました。
主な要因
私が資産1億円を達成できた主な要因は極めてシンプルです。ビジネス系YouTuberのリベラルアーツ大学の両学長の言葉を借りると、以下の通りです。
- (稼ぐ力) 世間一般より恵まれた給与水準(多分)
- (貯める力)独身
- (使う力) 浪費癖がない
以上の3つの要因が大きいと思います。加えて、2016年からは資産運用にまじめに向き合い、「増やす力」を身に着けました。また、最近ではYouTubeで学習して保険を解約するなどして「守る力」も身に着けてきました。
しかし、やはり一番大きな要因は独身であり、余計な出費がないことだと思います。仮に、私が20代で家庭を持つことができていたと仮定すると、今までに以下のような出費があったと考えられます。
- 子供の養育費(教育費含む):子供二人で5000万円
- 住居費:+6万円/月×20年間=1440万円
トータル6440万円です。
子供二人を国公立の大学まで通わせたと仮定すると、一人2500万円はかかると言われています。イ率だとさらにかかります。ぞっとします。そりゃ、出生率が下がるわけです。
仮定を持つとなればそこそこの環境の住居を確保する必要があります。家族4名が住むとなると、今の私のアパート(月6万ちょい)では不十分です。月12万円くらいのところには住みたいですね。
したがって、本来の私の稼ぐ力や増やす力程度であれば、家族を持っていたら3000万円程度しか貯めることができなかったと考えられます。投資での複利効果は資産額が大きいほど効果があることを考えると、家族を持っていた場合3000万円も持っていない可能性が高いです。
そう考えると、家族持ちで〇千万円保有している家庭というのはすごいなあと感心します。
資産運用の運
努力も大事ですが、資産運用の世界では運が結構重要だと思います。私の運が良かった点は以下の3つです。
- 資産運用を始めたのはリーマンショックの1年前であり、リーマンショックによる投資の損失は限定的であった。
- テンバガー銘柄を1つ掴むことがができた
- トランプ相場時に資産運用に真剣に向き合い始めた
- コロナショックで痛手を受けたが、相場から全降りすることはなかった
今にして思えば「1」の時の損失額は本当に少なかったのですが、初めての投資がすぐにマイナスになったので精神的ダメージが大きかったです。そのあと、しばらくは積極的に投資ができませんでした。惜しむらくは、リーマンショック後にもっと積極的に投資していればアベノミクスでもっと資産を増やすせたことです。
投資方針
私の投資方針は雑食系でいろいろと試してみることです。そして短期投資はせずに、基本買ったものは長期保有のガチホをします。あとは、寝て待つだけです。
そのため、投資の勉強もほとんどしません。PERなどの専門用語もほとんど理解していません。それでも、YouTubeでビジネス系動画を見ることで何となく知識は身に付きます。サラリーマン投資家にとっては、その程度の緩い知識で十分だと思います。下手に知識を身に着けると小手先に投資で資産を増やそうとして失敗するリスクが出てくると思います。
サラリーマン投資家でも資産1億円は到達可能です
家族を持つと難しいと言いましたが、若いうちから資産運用を始めていれば、家族を持っていたとしても、サラリーマンでも資産1億円を気付くことは可能だと思います。
資産運用には目的・目標が必要だと言われます。仕事でも、自身のキャリア目標を立てることが重要だと言われます。しかし、私はその考えには賛同できません。私の資産運用には目的も目標もありません。ただただ無駄に増やしているだけです。サイドFIREしたいとかも言っていますが、具体的な行動計画は立てていません。
しいて言えば、資産が増えると心の安心を得ることができるので、それが理由で資産運用をしています。こんな感じの緩い資産運用で、今後も地道に資産を増やすことができたらうれしいです。
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